日本の心の故郷とも称される奈良県明日香村。一歩足を踏み入れると、そこには古代日本のロマンと、のどかで美しい日本の原風景が広がっています。この記事では、2025年の最新情報を交えながら、明日香村観光の魅力を余すところなくお届けします。人気の古墳巡りやおしゃれなランチスポット、旬の味覚「あすかルビー」のいちご狩り、そして爽快なレンタサイクルでの冒険まで、あなたの旅を完璧にサポートする情報を凝縮しました。歴史好きも、アクティブ派も、グルメなあなたも、きっと満足できるはず。さあ、時を超えた感動と出会う旅へ、一緒に出かけましょう!

石舞台古墳
- 日本最大級の方墳で、7世紀初頭の築造。蘇我馬子の墓とされ、盛土が失われ巨大な横穴式石室が露出しているのが特徴で、「石舞台」の名の由来です 。総重量約2300トンの巨石を使用し、当時の高い土木技術を示します 。石室内部も見学可能で、春には桜が美しいです 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村島庄254番地
- アクセス: 近鉄吉野線「飛鳥駅」または「橿原神宮前駅」東口から奈良交通明日香周遊バス(赤かめ)に乗車、「石舞台」バス停下車すぐ
- 開館・営業時間: 9:00~17:00 (受付は16:45まで) ※令和5年(2023年)10月改定 。ただし、では8:30~17:00(12/29~1/3は9:00~16:45)との記載もあり、訪問時期により確認が推奨されます。
- 休館日: 年中無休
- 入場・拝観料:
- 一般: 300円 (団体30名以上 250円)
- 高校生・大学生・中学生・小学生: 100円 (団体30名以上 50円)
- 駐車場: あり。200台収容可能。普通車500円、バス3,000円 。では「あり:有料」とのみ記載。
- 連絡先: 0744-54-3240 (一般財団法人明日香村地域振興公社(飛鳥観光協会))
- 公式サイト等: https://asukamura.com/sightseeing/499/

高松塚古墳・高松塚壁画館
- 7世紀末~8世紀初頭築造の二段式円墳 。1972年に石室から極彩色壁画(「飛鳥美人」など)が発見され、考古学ブームを巻き起こしました 。古墳本体は通常非公開ですが、壁画修理作業室が期間限定公開されることがあります(要事前申込)。隣接の「高松塚壁画館」では壁画の模写や石室模型、副葬品レプリカを展示しています 。
- 基本情報:
- 高松塚古墳 (Takamatsuzuka Kofun):
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村大字平田(国営飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区内)
- アクセス: 近鉄吉野線「飛鳥駅」から徒歩約12分、または奈良交通バス「高松塚」バス停下車すぐ
- 見学: 古墳本体は通常非公開。壁画の特別公開は期間限定で、事前申込制の場合があります 。
- 料金: 古墳自体への入場料は通常ありません。高松塚壁画館は有料です。
- 駐車場: 国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区駐車場(無料:大型7台、普通33台、身障者用2台)を利用 。高松塚壁画館自体には専用駐車場がないとの情報もありますが 、公園館と共用と考えられます 。
- 高松塚壁画館 (Takamatsuzuka Wall Painting Hall):
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村大字平田439
- アクセス: 高松塚古墳に隣接
- 開館・営業時間: 9:00~17:00 (最終入館16:30)
- 休館日: 年末年始 (12月29日~1月3日) 。には加えて4月・7月・11月・2月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)も休館との記載あり。
- 入場・拝観料:
- 一般 (大人): 300円 (団体10名以上 250円)
- 大学生・高校生: 130円 (団体10名以上 100円)
- 中学生・小学生: 70円 (団体10名以上 50円)
- 駐車場: 国営飛鳥歴史公園の駐車場を利用。
- 連絡先: 0744-54-3340
- 高松塚古墳 (Takamatsuzuka Kofun):

キトラ古墳壁画体験館 四神の館
- 7世紀末~8世紀初頭頃造営の古墳で、石室から極彩色壁画(四神、十二支像、天文図など)が発見されました 。四神図が全て揃って発見されたのは日本唯一です。古墳は国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区内にあり、隣接の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」では石室模型や映像で古墳の魅力を紹介しています 。壁画実物は期間限定公開(要事前申込)。
- 基本情報:
- キトラ古墳 (Kitora Kofun):
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村阿部山(国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳周辺地区内)
- アクセス:
- 近鉄吉野線「壺阪山駅」から徒歩約15分 。
- 近鉄「飛鳥駅」からのバス「飛鳥キトラ線」は廃止。代わりに「あすかデマンド乗合交通」(事前予約が必要)またはタクシーを利用 。
- 見学: 古墳本体は通常非公開。壁画の特別公開は期間限定で、事前申込制 。
- 料金: 古墳自体への入場料は通常ありません。キトラ古墳壁画体験館 四神の館は無料です。
- 駐車場: 国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳周辺地区に駐車場あり(無料)。
- キトラ古墳壁画体験館 四神の館 (Kitora Tumulus Mural Experience Museum “Shijin no Yakata”):
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村大字阿部山67
- アクセス: キトラ古墳に隣接
- 開館・営業時間:
- 3月~11月: 9:30~17:00 (入館は閉室30分前まで)
- 12月~2月: 9:30~16:30 (入館は閉室30分前まで)
- 休館日: 毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、2月・4月・7月・11月の第2月曜日(祝日の場合は翌平日)。※では水曜日の記載なし。奈良文化財研究所の情報を優先。
- 入場・拝観料: 無料
- 駐車場: 国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳周辺地区の駐車場を利用(無料)。
- 連絡先: 0744-54-5105 (キトラ古墳壁画体験館 四神の館) 、070-1301-6315 (国宝キトラ古墳壁画の公開事務局 ※公開期間中など)
- 公式サイト等: https://www.nabunken.go.jp/shijin/ (奈良文化財研究所 四神の館) 、https://www.bunka.go.jp/ (文化庁 壁画公開情報)
- キトラ古墳 (Kitora Kofun):

飛鳥寺
- 596年に蘇我馬子が創建した日本初の本格的寺院 。本尊の銅造釈迦如来坐像「飛鳥大仏」は日本最古の仏像とされます 。度重なる火災にもかかわらず、創建当初の場所に安置されています。現在は安居院(あんごいん)というお堂が中心です。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
- アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」東口から奈良交通バス(赤かめ・飛鳥駅または岡寺前行き、飛鳥大仏経由)に乗車、「飛鳥大仏」バス停下車、徒歩すぐ
- 開館・営業時間:
- 4月~9月: 9:00~17:30 (最終受付17:15)
- 10月~3月: 9:00~17:00 (最終受付16:45)
- 休館日: 原則無休 。ただし、4月7日~9日は行事のため休業の場合あり 。
- 入場・拝観料:
- 大人: 350円
- 中高生: 250円
- 小学生: 200円
- ※令和7年(2025)4月1日より料金改定予定:大人500円、中・高生300円、小学生250円 。
- 駐車場: あり。20台収容可能。1回500円。バスは大型3,000円、中型2,000円 。
- 連絡先: 0744-54-2126

岡寺
- 正式名称は龍蓋寺(りゅうがいじ)。日本初のやくよけ(厄除け)霊場で、西国三十三所観音霊場の第七番札所です 。本尊の塑造如意輪観音坐像は日本最大の塑像(土の仏像)で、像高4.6m 。境内は四季の花々(春のシャクナゲ、初夏のダリア「華の池」、秋の紅葉など)で彩られます 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村岡806
- アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」東口または「飛鳥駅」から奈良交通明日香周遊バス(赤かめ)に乗車、「岡寺前」バス停下車、徒歩約10分 。
- 開館・営業時間:
- 通常期: 8:30~17:00
- 12月~2月: 8:30~16:30
- 休館日: 年中無休
- 入場・拝観料:
- 大人・大学生: 500円
- 高校生・中学生: 400円
- 小学生以下: 無料
- 団体割引(50名以上)あり 。
- ※によると、令和7年(2025)4月1日からは一般500円、中・高生400円、小学生以下無料に改定。現在の料金は公式サイトで確認するのが最も確実です。では一般400円との記載あり。
- 駐車場:
- あり(30台、無料)。ただし、駐車場へ至る参道が非常に狭く、交互通行も困難なため、運転に不慣れな方や大型車は注意が必要です 。
- 近隣の民営駐車場(岡寺門前駐車場など、有料)の利用も推奨されています 。この民営駐車場は岡寺の運営ではないため、問い合わせは直接駐車場へ。
- 連絡先: 0744-54-2007
- 公式サイト等: http://www.okadera3307.com/

橘寺
- 聖徳太子生誕の地と伝わる寺院で、父・用明天皇の別宮跡に建立されたとされます 。聖徳太子七大寺の一つとも数えられます。本尊は聖徳太子35歳のお姿とされる聖徳太子坐像(重要文化財)。見る角度で表情が変わる「二面石」や往生院の天井画も見どころです 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村橘532
- アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」東口または「飛鳥駅」から奈良交通明日香周遊バス(赤かめ)に乗車、「岡橋本」バス停または「川原」バス停下車、徒歩約3~5分 。
- 開館・営業時間: 9:00~17:00 (受付は16:30まで) 。では9:00-16:30との記載あり。
- 休館日: 無休
- 入場・拝観料:
- 大人・大学生: 400円
- 高校生・中学生: 300円
- 小学生: 200円
- 団体割引あり 。
- 「飛鳥王国のパスポート」提示で個人料金から50円引き 。
- 駐車場: あり。15台収容可能 。普通車は無料。大型バスは堂の前駐車場利用で3,000円 。
- 連絡先: 0744-54-2026
- 公式サイト等: https://tachibanadera-asuka.jimdofree.com/

亀石
- 田園風景に佇む亀形の巨大な花崗岩の石造物。長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mほどで、ユーモラスな表情が特徴です 。造られた目的や年代は謎に包まれています。亀が真西を向くと大和国が泥の海に沈むという伝説も残ります 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村川原
- アクセス: 明日香周遊バス「亀石」バス停から徒歩圏内。自動車進入不可、徒歩または自転車推奨 。
- 開館・営業時間: 見学自由
- 休館日: なし
- 入場・拝観料: 無料
- 駐車場: 専用駐車場なし 。周辺施設駐車場やレンタサイクル利用が一般的。
- 連絡先: 0744-54-4577 (一般財団法人明日香村地域振興公社)

酒船石
- 竹林の中に横たわる謎の石造物。長さ約5.5mの花崗岩に円形のくぼみや溝が刻まれています 。酒造りや薬の調合、庭園の導水施設などの説がありますが、用途や製作年代は不明です 。近くで発見された亀形石造物との関連も指摘されています 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村岡
- アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」東口から明日香周遊バス(赤かめ)「万葉文化館西口」バス停下車、徒歩約2分 。
- 開館・営業時間: 見学自由
- 休館日: 無休
- 入場・拝観料: 見学自由 (隣接する亀形石造物などは別途有料)
- 駐車場: 専用駐車場なし 。奈良県立万葉文化館の無料駐車場利用が便利 。
- 連絡先: 0744-54-5600 (明日香村教育委員会文化財課)

奈良県立万葉文化館
日本最古の歌集『万葉集』をテーマにした文化施設 。『万葉集』の世界や飛鳥時代の文化・暮らしを、日本画展示や映像、ジオラマなどで分かりやすく紹介しています 。地下の一般展示室は無料。万葉庭園、ミュージアムショップ、レストランも併設されています 。
基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
- アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」東口または「飛鳥駅」から明日香周遊バス(赤かめまたは青かめ)に乗車、「万葉文化館西口」バス停下車すぐ 。
- 開館・営業時間: 10:00~17:30 (入館は17:00まで)
- 休館日: 毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合はその翌平日)、年末年始、展示替期間
- 入場・拝観料:
- 一般展示(地下展示室など): 無料
- 特別展・企画展: 別途有料(展覧会ごとに異なるため、公式サイトでご確認ください)
- 駐車場: あり。普通車109台、バス7台。無料 。※バスの駐車は事前予約が必要です 。
- 連絡先: 0744-54-1850
- 公式サイト等: http://www.manyo.jp/
国営飛鳥歴史公園
日本の歴史的風土を保存し、歴史文化に親しむための国営公園 。広大な敷地は「高松塚周辺地区」「石舞台地区」「甘樫丘地区」「キトラ古墳周辺地区」「祝戸地区」の5地区に分かれ、それぞれ特色ある史跡や施設、自然景観を有します 。
基本情報 (公園全体):
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村内(各地区にまたがる)
- 開園時間: 地区により常時開放エリアが多いが、施設には別途開館時間あり。
- 入場料: 公園自体は無料。一部施設・催しは有料。
- 駐車場: 各地区に整備(無料・有料混在)。
- 連絡先: 0744-54-2441 (国営飛鳥歴史公園管理センター)
- 公式サイト等: https://www.asuka-park.jp/

稲渕棚田
- 「日本の棚田百選」選出の美しい棚田風景 。四季折々の表情を見せ、特に秋(9月中旬~下旬)には畔に咲く彼岸花と黄金色の稲穂のコントラストが見事です 。彼岸花祭りやかかしコンテストも開催されます 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村稲渕
- アクセス:
- 公共交通機関: 周遊バス「石舞台」バス停下車、徒歩約30~40分 。イベント時臨時シャトルバス運行の場合あり 。
- 車: 南阪奈道路「葛城IC」から約30分 。
- 見学時間: 常時見学可能(農地マナー遵守)。
- 入場料: 無料(私有地配慮)。
- 駐車場:
- 専用常設駐車場は基本的にありません 。
- 石舞台古墳駐車場(有料)から約2km 。
- イベント時臨時駐車場設置の場合あり。公共交通機関推奨。
- 連絡先: 0744-54-3240 (一般財団法人明日香村地域振興公社(飛鳥観光協会)) 、0744-54-9200 (明日香村地域振興公社 ※イベント時など)
- 公式サイト等: https://asukamura.com/sightseeing/480/
飛鳥宮跡
飛鳥時代に歴代天皇の宮殿(飛鳥岡本宮、飛鳥板蓋宮、飛鳥浄御原宮など)が置かれた場所 。大化の改新(乙巳の変)の舞台となった飛鳥板蓋宮跡としても知られます 。現在は公園として整備され、建物の基壇や広場、大井戸跡などが復元・表示されています。
基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村岡
- アクセス: 周遊バス「飛鳥」バス停下車、徒歩数分。岡寺や万葉文化館からも近い 。
- 開館・営業時間: 見学自由(史跡公園として常時開放)
- 入場・拝観料: 無料
- 駐車場: 専用駐車場なし。周辺観光施設(万葉文化館無料駐車場 など)や村営駐車場を利用。
- 連絡先: 明日香村教育委員会文化財課など。観光案内は飛鳥観光協会(0744-54-3240)。
あすかイチゴ狩りパーク
- 村内複数のイチゴ農園(12~17ヶ所 )が運営するイチゴ狩り体験施設群。奈良県産ブランド「あすかルビー」などを味わえます 。例年1月中旬~5月下旬頃開園。2月頃には「あすかストロベリーフェア」も開催 。
- 基本情報:
- 所在地: 奈良県高市郡明日香村内各所の提携農園
- アクセス: 農園により異なる。自動車が便利な農園が多い。公共交通機関利用時は要確認。
- 開館・営業時間: 農園・時期により異なる。多くは事前予約制。概ね1月中旬~5月下旬。
- 入場・拝観料: 時期、コース、品種により変動。要事前確認。
- 駐車場: 各農園に駐車場がある場合が多いが、予約時確認推奨。
- 連絡先: あすかイチゴ狩りパーク事務局(明日香村商工会内など)または各農園へ。
- 公式サイト等: https://asukamura.com/topics/1715/ (明日香村観光ポータルサイト内)
明日香村の観光モデルコースをご紹介!
【半日お手軽】レンタサイクル!石舞台古墳と人気カフェ満喫コース
- 所要時間: 約4時間
- 移動手段: レンタサイクル
- ルート概要:
- 飛鳥駅または橿原神宮前駅でレンタサイクルを借りる
- 石舞台古墳(日本最大級の石室古墳を見学)
- 岡寺(日本最初のやくよけ霊場、美しい庭園も)
- 明日香村内の人気カフェでランチ&休憩(例:「cafe ことだま」「マツヤマカフェ」など)
- 亀石(ユーモラスな表情の謎の石造物)
- レンタサイクル返却
- ポイント: コンパクトながら主要スポットとグルメを押さえたコース。坂道もあるので電動アシスト自転車がおすすめです。ランチ場所は事前にチェックしておくとスムーズです。
【1日じっくり】車で巡る!主要古墳・寺社と絶景棚田コンプリートコース
- 所要時間: 約7~8時間
- 移動手段: 車
- ルート概要:
- 高松塚古墳・キトラ古墳(国営飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区・キトラ古墳周辺地区、壁画館を見学)
- 石舞台古墳
- 橘寺(聖徳太子生誕伝承地、二面石)
- 飛鳥寺(日本最古の本格的寺院、飛鳥大仏)
- 明日香村内の食事処でランチ(例:地元野菜を使った「農村レストラン 夢市茶屋」など)
- 甘樫丘(大和三山を一望できる展望台へハイキング)
- 稲渕棚田(日本の原風景、彼岸花の時期は特に絶景)
- 岡寺 →
- 道の駅「飛鳥」でお土産購入
- ポイント: 広範囲の見どころを効率よく巡れるコース。各施設の駐車場情報を事前に確認しましょう。ランチは棚田を眺められる場所などもおすすめです。
【徒歩で】飛鳥駅周辺と甘樫丘、心癒されるお散歩コース
- 所要時間: 約3~4時間
- 移動手段: 徒歩
- ルート概要:
- 近鉄飛鳥駅スタート
- 高松塚古墳(壁画館見学)
- 飛鳥周遊歩道(明日香風舞台周辺)を散策
- 甘樫丘(緩やかな坂道を登り、頂上からの景色を楽しむ)
- 飛鳥水落遺跡(日本初の水時計の遺跡)
- 飛鳥駅周辺のカフェで休憩またはランチ
- ポイント: 自分のペースでじっくりと景色や史跡を味わいたい方向け。歩きやすい靴は必須です。甘樫丘はピクニックにも最適。
【バス】周遊バス「かめバス」活用!見どころ凝縮コース
- 所要時間: 約5~6時間
- 移動手段: 周遊バス「かめバス」(明日香周遊バス)
- ルート概要:
- 近鉄飛鳥駅または橿原神宮前駅東口から「かめバス」に乗車
- 石舞台(バス停下車、石舞台古墳見学)
- 岡寺前(バス停下車、岡寺参拝)
- 万葉文化館(バス停下車、ランチや展示見学)
- 高松塚(バス停下車、高松塚古墳・壁画館見学)
- 飛鳥駅へ戻る(時間があれば飛鳥寺などもバスでアクセス可能)
- ポイント: 「かめバス」の1日フリー乗車券がお得。運行ルートと時刻表を事前に確認し、効率よく乗り継ぎましょう。主要な観光スポットを網羅しています。
【明日香村グルメ決定版】人気ランチ、おしゃれカフェ、名物スイーツまで徹底紹介!
歴史散策の合間には、美味しい明日香グルメでひと休み。おしゃれなカフェからしっかりランチ、旬のスイーツまでご紹介します。
絶対食べたい!明日香村の人気ランチスポット
- 和食・郷土料理:
- 農村レストラン 夢市茶屋(石舞台古墳近く): 地元のお母さんたちが作る、明日香野菜をたっぷり使った「古代米御膳」などが人気。
- 味の工房「八さん」: 柿の葉寿司やうどん、丼ものなど、手軽に楽しめる和食。
- カフェ飯・洋食:
- cafe ことだま: 古民家を改装したおしゃれな空間で、週替わりのランチプレートやカレーが人気。予約推奨。
- マツヤマカフェ: 落ち着いた雰囲気で、パスタやピザ、手作りケーキが楽しめます。
- 子連れOK・個室あり:
- 事前にお店に確認するのが確実ですが、座敷席のあるお店や、比較的広めのカフェなどは子連れでも利用しやすいでしょう。一部、個室対応可能なお店もあります。
- お弁当・テイクアウト: ピクニックに最適な古代米弁当や柿の葉寿司などを販売するお店も。
癒やしの空間。明日香村のおすすめカフェ巡り
- 古民家カフェ:
- cafe ことだま: 上記参照。
- Cafe ひそひそ: 静かな集落に佇む、隠れ家のようなカフェ。
- 景色の良いカフェ:
- 森のカフェ(国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区 展望広場近く): 甘樫丘からの景色を楽しめるカフェ(営業日・時間は要確認)。
- その他人気カフェ:
- 珈琲さんぽ: こだわりの自家焙煎コーヒーと軽食。
- あすか夢の楽市 カフェコーナー: 地元食材を使った軽食やスイーツ。
- モーニング: 一部のカフェや宿泊施設で提供されています。
旬の味覚!「あすかルビー」いちご狩り&絶品いちごスイーツ
明日香村はブランドいちご「あすかルビー」の産地。甘くてジューシーないちごを堪能しましょう。
- いちご狩りシーズン: 例年1月頃~5月頃。
- 人気の農園: 「あすかいちご狩りパーク」(複数の農園が参加)、「ASUKA STRAWBERRY FIELD(藤原農園)」など。予約が必要な場合が多いです。クーポンや予約なしで入れるかは農園や時期によりますので、事前に確認を。
あすかいちご狩りパーク 予約ページ - いちごスイーツ
- いちごパフェ: 村内のカフェや直売所で、旬の時期にはあすかルビーをふんだんに使ったパフェが登場します。
- ソフトクリーム: いちご味のソフトクリームも人気。
- その他: いちご大福、いちごジャムなど。
明日香村ならではの味覚
- あすか鍋: 牛乳ベースのまろやかな鍋料理。村内の旅館や一部の飲食店で提供。
- 古代米料理: 古代米を使ったおにぎりやカレー、リゾットなど。
- 柿の葉寿司: 奈良の郷土料理。明日香村でも購入できます。
- 地元の野菜を使った料理: 新鮮な「あすか野菜」を味わえるレストランや直売所も。
食べ歩きやお土産に!明日香村のテイクアウトグルメ&和菓子
- テイクアウト: 古代米弁当、コロッケ、ジェラートなど。
- 和菓子: 草餅、きなこ団子、地元の素材を使った饅頭など。道の駅や観光案内所周辺の土産物店で探してみましょう。
- パン屋: こだわりのパンを提供するベーカリーも。
【アクティブ派必見】レンタサイクル、いちご狩り、ウォーキング!明日香村の体験スポット
明日香村の自然と歴史を五感で感じるアクティビティをご紹介します。
レンタサイクル徹底活用術!料金、予約、おすすめコース、マップ情報
明日香村観光の定番といえばレンタサイクル。のどかな田園風景の中を走り抜けるのは最高の体験です。
- レンタル場所: 近鉄飛鳥駅前、橿原神宮前駅東口、石舞台古墳周辺などに複数のレンタサイクル店があります。
- 料金: 一般的な自転車で1日1000円~1500円程度。電動アシスト自転車は1日1500円~2500円程度が目安です。二人乗り自転車(タンデム車)を扱っているお店もあります。
- 予約: 土日祝日や観光シーズンは混み合うため、予約可能な店舗であれば事前に予約しておくと安心です。
- おすすめコース:
- 石舞台・橘寺・亀石などを巡る定番コース
- 高松塚・キトラ古墳・甘樫丘を巡るコース
- 稲渕棚田方面へのサイクリング
- マップ: レンタサイクル店で専用マップをもらえたり、観光案内所で入手できます。明日香村観光協会のウェブサイトでもサイクリングマップが公開されています。
古代の道を歩く。明日香村のおすすめハイキング・ウォーキングコース
- 山の辺の道(一部区間): 日本最古の道の一つ。明日香村を通る区間も風情があります。
- 甘樫丘周辺コース: 甘樫丘の頂上を目指し、周辺の史跡を巡るコース。
- 稲渕棚田・石舞台古墳周辺コース: 棚田の美しい風景を楽しみながら、石舞台古墳まで歩くコース。
- 明日香まるごと博物館ウォーキング: 村全体を博物館と見立て、点在する史跡を解説板を読みながら巡るコース。
その他体験
- 勾玉づくり体験: 明日香村の思い出にオリジナルの勾玉を作ってみませんか。
- 農業体験: 季節によっては、稲刈りや野菜収穫などの農業体験ができるプログラムもあります。
- 飛鳥時代の衣装体験: 一部の施設で飛鳥時代の衣装を着て記念撮影ができます。
【明日香村の宿泊】ホテル、民宿、古民家泊。旅のスタイルに合わせた宿選び
日帰りでも楽しめますが、宿泊してこそ味わえる明日香村の魅力もあります。
歴史と自然を感じる。風情ある民宿・古民家宿泊
- 民宿: アットホームな雰囲気で、地元の人とのふれあいも楽しめるのが魅力。食事付きのプランも多く、地元の家庭料理を味わえることも。「民宿 吉井」など、昔ながらの温かいおもてなしが受けられる宿があります。
- 古民家宿泊: 歴史ある古民家をリノベーションした宿で、非日常的な滞在を。一棟貸しの施設もあり、グループや家族での利用にもおすすめです。
快適ステイ。明日香村および近隣のホテル・旅館
明日香村内には大規模なホテルは少ないですが、近隣の橿原市などにはビジネスホテルやシティホテル、旅館が多数あります。
- 明日香村内: 「あすかの民宿 祝戸荘」のような宿泊施設があります。
- 近隣(橿原市など): 「THE KASHIHARA(旧 橿原ロイヤルホテル)」や駅周辺のビジネスホテルなど選択肢が豊富です。
ちょっとユニークな滞在?ゲストハウスや素泊まり宿
リーズナブルに宿泊したい方や、他の旅行者との交流を楽しみたい方にはゲストハウスもおすすめです。素泊まり専用の宿もあります。
(もしあれば)注目の宿泊施設
「星野リゾート」が明日香村に進出するという話題がありましたが、2025年現在、具体的な開業情報や施設の詳細は公式には発表されていません。今後の動向に注目が集まりますが、現時点では憶測に基づいた情報ではなく、公式発表を待つのが賢明です。 ※宿泊施設の情報は変動が大きいため、予約サイトや各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
【アクセス&村内交通】明日香村への行き方と効率的な移動手段
明日香村へのアクセス方法と、村内での便利な移動手段をご紹介します。
電車とバスでのアクセス
- 最寄り駅: 近鉄吉野線「飛鳥駅」が最も便利です。特急も停車します。その他、近鉄橿原線・南大阪線「橿原神宮前駅」からもバスでアクセス可能です。
- 主要バス路線: 奈良交通バスが飛鳥駅や橿原神宮前駅と村内各所を結んでいます。
- 周遊バス「かめバス」(明日香周遊バス): 飛鳥駅や橿原神宮前駅東口を起点に、石舞台、岡寺、高松塚、飛鳥寺などの主要観光スポットを効率よく巡るのに非常に便利です。1日フリー乗車券(大人650円程度)がお得です。運行ルートや時刻表は事前に奈良交通のウェブサイトで確認しましょう。
車でのアクセスと駐車場情報
- 主要ICからのルート:
- 大阪方面から: 南阪奈道路「葛城IC」または西名阪自動車道「郡山IC」から京奈和自動車道「橿原高田IC」などを経由。
- 名古屋方面から: 東名阪自動車道・名阪国道「針IC」から国道369号線・169号線などを経由。
- 村内駐車場: 各主要観光スポット(石舞台古墳、高松塚古墳、キトラ古墳、飛鳥寺、岡寺など)には駐車場が整備されています。無料の場所と有料の場所があります。国営飛鳥歴史公園内の駐車場は広くて便利です。道の駅「飛鳥」の駐車場も利用できます。観光シーズンは混雑することもあるため、時間に余裕を持って行動しましょう。
村内移動の切り札!レンタサイクルと公共交通の上手な使い方
- レンタサイクル: 村内の細い道や点在する史跡を巡るには最適。電動アシスト自転車なら坂道も安心です。
- 公共交通: 周遊バス「かめバス」と路線バスを組み合わせることで、広範囲をカバーできます。特に夏場や冬場、長距離移動にはバスが便利です。
観光案内所と観光マップをフル活用しよう!
- 明日香村観光案内所: 近鉄飛鳥駅構内にある「飛鳥びとの館」や、国営飛鳥歴史公園内の施設などで観光情報やマップを入手できます。レンタサイクルの手配や観光ルートの相談も可能です。
- 観光マップ: 詳細な史跡の位置やサイクリングロード、バスルートが記載されたマップは散策の必需品です。
【季節の魅力】桜、彼岸花、新緑…明日香村の四季とイベント情報
明日香村は一年を通して美しい風景と季節のイベントが楽しめます。
春:古墳を彩る桜並木と菜の花畑
- 桜: 石舞台古墳周辺の桜並木や、橘寺、岡寺などの寺社で美しい桜が見られます。古墳の緑と桜のピンクのコントラストは見事です。例年の見頃は3月下旬から4月上旬。
- 菜の花: 春には村内のあちこちで菜の花畑が広がり、のどかな風景を彩ります。
夏:清々しい緑と飛鳥川での涼
- 新緑: 甘樫丘や棚田など、村全体が鮮やかな緑に包まれます。ハイキングやサイクリングに最適な季節です。
- 飛鳥川: 涼を求めて川辺で過ごすのも良いでしょう(遊泳は指定場所以外は注意)。
秋:稲渕棚田を染める彼岸花と黄金色の稲穂、紅葉
- 彼岸花: 9月中旬から下旬にかけて、稲渕棚田のあぜ道は真っ赤な彼岸花で埋め尽くされます。「彼岸花祭り」として案山子コンテストなども開催され、多くの観光客で賑わいます。
- 稲穂: 彼岸花と同時期に黄金色に輝く稲穂も美しいです。
- 紅葉: 岡寺や橘寺、談山神社(明日香村から少し足を延ばした桜井市)などで紅葉が楽しめます。見頃は11月中旬から下旬頃。
冬:澄んだ空気と静寂の歴史探訪
- 澄んだ空気: 空気が澄み渡り、大和三山や遠くの山々まで見渡せる日が多くなります。
- 静寂な史跡巡り: オフシーズンならではの静けさの中で、じっくりと古墳や寺社を巡るのも乙なものです。
- ライトアップイベント: 冬には「飛鳥光の回廊」など、史跡が幻想的にライトアップされるイベントが開催されることもあります。
定期的なイベントやお祭り
- かかしコンテスト(秋): 稲渕棚田の彼岸花の時期に合わせて開催され、ユニークな案山子が並びます。
- 飛鳥光の回廊・祝祭(冬): 幻想的なライトアップイベント。
- その他、各種体験イベントやマルシェなどが不定期に開催されます。最新情報は明日香村観光協会のウェブサイトなどでご確認ください。
明日香村観光Q&A!よくある質問と旅行準備のポイント
- 1日/半日でどこまで回れる?効率的な回り方は?
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- 半日: レンタサイクルで石舞台古墳、岡寺、亀石などの主要スポットとカフェ1ヶ所程度を巡るのがおすすめです。
- 1日: 車なら高松塚・キトラ古墳、石舞台古墳、飛鳥寺、橘寺、甘樫丘、稲渕棚田など広範囲をカバーできます。レンタサイクルやバスでも主要スポットの多くを巡れますが、欲張りすぎず、見たい場所を絞って計画するのがコツです。モデルコースを参考にしてください。
- 明日香村で小さな子供連れでも楽しめるスポットは?
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国営飛鳥歴史公園は広々としており、芝生広場もあるので子供たちが走り回れます。石舞台古墳の広場や甘樫丘でのピクニックもおすすめです。いちご狩りも家族で楽しめます。「あすか夢の楽市」のような道の駅には遊具がある場合もあります。近隣公園としては、橿原市の橿原運動公園などが候補に挙がります。
- 明日香村で雨の日でも楽しめる場所はある?
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高松塚壁画館、キトラ古墳壁画体験館 四神の館、明日香村埋蔵文化財展示室、奈良文化財研究所飛鳥資料館などの屋内施設がおすすめです。また、趣のある古民家カフェでゆっくり過ごすのも良いでしょう。
- 明日香村のお土産はどこで買える?
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道の駅「飛鳥」(あすか夢の楽市)、近鉄飛鳥駅構内の「飛鳥びとの館」、石舞台古墳周辺の売店、各観光施設の売店などで購入できます。地元の特産品や古代米、柿の葉寿司、和菓子、あすかルビー関連商品、ユニークな古墳グッズなどがあります。
まとめ:時を超えて心に響く、あなただけの明日香村の物語を見つけに
万葉の歌人たちが愛した風景、古代の豪族たちが駆け巡った大地、そして今もそこに暮らす人々の温かさ。明日香村は、訪れるたびに新しい発見と感動を与えてくれる、まさに日本の心の故郷です。 この記事が、あなたの明日香村への旅をより豊かで思い出深いものにするための一助となれば幸いです。歴史のロマンに浸り、美しい自然に癒やされ、美味しいものに舌鼓を打つ。あなただけの特別な物語を、ぜひ明日香村で見つけてください。
※この記事に掲載されている情報は2025年現在のものですが、料金や営業時間、イベント内容などは変更される場合があります。お出かけの際は、必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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