1月の祭り
2025年1月5日(日)~7日(火) 天理教お節会
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月5日(日)~7日(火) 10:00~13:00 |
開催場所 | 天理教教会本部 (奈良県天理市三島町) |
規模 | 大規模。全国から供えられた鏡餅が雑煮として振る舞われる。 |
アクセスと駐車場 | JR・近鉄天理駅から東へ徒歩20分。駐車場あり。 |
天理教の総本山である教会本部で、新年を祝して行われる大規模な行事です。全国各地の教会から奉納された巨大な鏡餅を使い、参拝者にすまし雑煮が振る舞われます。この行事は宗教的な背景を持ちながらも、信仰を問わず誰でも温かい雑煮のおもてなしを受けられる開かれた雰囲気が特徴です。奈良の厳しい冬の寒さの中、心身ともに温まる体験は、新しい一年の始まりにふさわしい思い出となるでしょう。
2025年1月8日(水) 八日恵美須祭
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月8日(水) ※宵宮は1月7日(火) |
開催場所 | 市座神社 (奈良県天理市丹波市町) |
規模 | 地域的な祭り。福娘たちの行列が町を練り歩く。 |
アクセスと駐車場 | JR・近鉄天理駅から徒歩15分。駐車場の情報は【不明】。 |
商売繁盛の神様「えべっさん」を祀る、地域に根差した祭りです。7日の宵宮に続き、8日の本祭では、宝栄(ほえ)かごや縁起物の笹を持った福娘たちの行列が丹波市町周辺を華やかに練り歩きます。神社では福引きも行われ、新年の福を授かろうとする人々で賑わいます。地域コミュニティの温かさと活気が感じられる祭りです。
2025年1月13日(月・祝), 15日(水) とんど焼き・焼納祭
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月13日(月・祝), 15日(水) ※神社により異なる |
開催場所 | 大神神社、談山神社、等彌神社、生根神社など (桜井市) |
規模 | 桜井市内の複数の主要社寺で個別に行われる伝統行事。 |
アクセスと駐車場 | 各社寺のアクセス情報を要確認。 |
古いお札やお守り、正月飾りなどを焚き上げ、一年の五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、無病息災を祈る日本の伝統行事です。桜井市では、以下の主要な社寺で執り行われます。
- 生根神社 (1月13日) │ 午前2時からとんどが行われ、大鍋ぜんざいが振る舞われます。
- 大神神社 (1月15日) │ 午前8時から祈祷殿前斎庭で「大とんど」が行われます。
- 談山神社 (1月15日) │ 午前9時から焼納所で「古神札焼納祭」が斎行されます。
- 等彌神社 (1月15日) │ 午前9時から本殿前広場で「大とんど」が行われ、厄除けぜんざいが振る舞われます。 それぞれの社寺で異なる趣の中、炎に祈りを捧げる厳かな雰囲気を体験できます。
2025年1月18日(土) かしはら福祉祭り
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月18日(土) 11:00~15:00 |
開催場所 | 橿原文化会館及び会館前広場 (奈良県橿原市北八木町) |
規模 | コミュニティイベント。物販、体験ブース、キャラクターグリーティングなど。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄大和八木駅から徒歩3分。会場に駐車場はないため、公共交通機関の利用を推奨。 |
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このイベントは、古都・奈良の「祭り」の概念を現代的に拡張する象徴的な存在です。古代の神々や伝統儀式を祝うのではなく、精神保健福祉の普及啓発という現代的なテーマを掲げ、地域コミュニティのつながりを深めることを目的としています。 専門的なテーマでありながら、会場にはサンドブラストやアクセサリー作りの物販、バルーンアートやゲームコーナー、さらには子どもたちに人気のドクターイエロー乗車体験など、誰もが楽しめる企画が満載です。このようなイベントは、奈良が単なる歴史観光地ではなく、現代の課題に向き合う人々が暮らす「生きた街」であることを示しています。家族連れや、地域社会の活動に関心のある人々にとって、新しい奈良の側面を発見できる貴重な機会となるでしょう。
2025年1月25日(土) 若草山焼き
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月25日(土) ※毎年1月第4土曜日。大花火 18:15、一斉点火 18:30。荒天中止。 |
開催場所 | 奈良公園内 若草山 (奈良市) |
規模 | 奈良の冬のシンボル。山全体(33ヘクタール)を燃やす壮大な行事。花火の打上数は【不明】だが尺玉あり。 |
アクセスと駐車場 | 当日は交通規制あり。公共交通機関の利用を強く推奨。山麓に駐車場はなく、近隣の有料駐車場を利用。JR・近鉄奈良駅からバス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、徒歩約15分。 |
古都の夜空を焦がす炎の祭典、若草山焼きは、奈良の冬を象徴する最も壮大なイベントです。その起源は、若草山山頂の鶯塚古墳に眠る霊魂を鎮めるための祭礼や、隣接する東大寺と興福寺の領地争いが由来など諸説あります。現在では、春日大社、興福寺、東大寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、奈良全体の防火、そして世界の人々の平安を祈る神聖な行事として執り行われています。
祭りのクライマックスは日没後に訪れます。まず、奈良礼賛大花火が打ち上げられ、澄み切った冬の夜空を鮮やかに彩ります。そして18時30分、号砲を合図に33ヘクタールもの草地に一斉に火が放たれます。炎は瞬く間に山肌を駆け上がり、山全体が巨大な松明のように燃え上がる光景は、見る者を圧倒する荘厳な美しさに満ちています。
鑑賞には事前の計画が不可欠です。山麓は大変な混雑が予想されるため、平城宮跡や市内のホテル、高台など、少し離れた場所から全景を眺めるのも一興です。当日は大規模な交通規制が敷かれるため、公共交通機関の利用が賢明です。開催の可否は天候に左右されるため、訪問前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
1月-2月の祭り
2025年1月25日(土)~2月2日(日) 鬼火の祭典キャンペーン in 吉野山
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月25日(土)~2月2日(日)。中心行事「金峯山寺節分会」は2月2日(日)。 |
開催場所 | 吉野山一帯 (金峯山寺、各宿泊施設、参加寺社など) |
規模 | 吉野山全体を巻き込んだ広域周遊型キャンペーン。 |
アクセスと駐車場 | 吉野山へのアクセスは公式サイトを確認。期間中は公共交通機関の利用が推奨される。 |
このイベントは、伝統的な宗教行事を核としながら、地域全体を巻き込んだ現代的な観光戦略として非常に興味深い事例です。中心となるのは、2月2日に金峯山寺で執り行われる節分会「鬼火の祭典」。修験道の開祖・役行者が鬼を仏法で諭したという故事に倣い、「福は内、鬼も内」と唱えて全国から追われた鬼を迎え入れる、吉野ならではのユニークな儀式です。
しかし、この祭りの真骨頂は、単一の行事で終わらない点にあります。主催者は「キャンペーン」と銘打ち、節分会をクライマックスとしながら、9日間にわたる多彩な体験型・周遊型イベントを展開します。例えば、鬼が宿泊施設を訪れて宿泊客と触れ合う「鬼の宿泊プラン」は、文化体験と地域経済を直接結びつけます。また、「吉野山御朱印巡り」は、参加者に吉野山内の複数の寺社を巡る動機を与え、観光客の滞在時間を延ばし、地域全体に賑わいを波及させる効果があります。
その他にも、子どもたちの手作り灯籠が並ぶ「金峯山寺燈火」や和太鼓の奉納演奏、フォトコンテストなど、様々な企画が用意されており、一度の訪問で多様な楽しみ方ができるよう工夫されています。これは、伝統文化を保存継承しつつ、現代の観光ニーズに応え、地域の持続可能性を高めるための巧みな仕組みと言えるでしょう。
1月-2月の祭り
2025年1月25日(土)~2月2日(日) 鬼火の祭典キャンペーン in 吉野山
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年1月25日(土)~2月2日(日)。中心行事「金峯山寺節分会」は2月2日(日)。 |
開催場所 | 吉野山一帯 (金峯山寺、各宿泊施設、参加寺社など) |
規模 | 吉野山全体を巻き込んだ広域周遊型キャンペーン。 |
アクセスと駐車場 | 吉野山へのアクセスは公式サイトを確認。期間中は公共交通機関の利用が推奨される。 |
このイベントは、伝統的な宗教行事を核としながら、地域全体を巻き込んだ現代的な観光戦略として非常に興味深い事例です。中心となるのは、2月2日に金峯山寺で執り行われる節分会「鬼火の祭典」。修験道の開祖・役行者が鬼を仏法で諭したという故事に倣い、「福は内、鬼も内」と唱えて全国から追われた鬼を迎え入れる、吉野ならではのユニークな儀式です。
しかし、この祭りの真骨頂は、単一の行事で終わらない点にあります。主催者は「キャンペーン」と銘打ち、節分会をクライマックスとしながら、9日間にわたる多彩な体験型・周遊型イベントを展開します。例えば、鬼が宿泊施設を訪れて宿泊客と触れ合う「鬼の宿泊プラン」は、文化体験と地域経済を直接結びつけます。また、「吉野山御朱印巡り」は、参加者に吉野山内の複数の寺社を巡る動機を与え、観光客の滞在時間を延ばし、地域全体に賑わいを波及させる効果があります。
その他にも、子どもたちの手作り灯籠が並ぶ「金峯山寺燈火」や和太鼓の奉納演奏、フォトコンテストなど、様々な企画が用意されており、一度の訪問で多様な楽しみ方ができるよう工夫されています。これは、伝統文化を保存継承しつつ、現代の観光ニーズに応え、地域の持続可能性を高めるための巧みな仕組みと言えるでしょう。
2月の祭り
2025年2月2日(日)・3日(月) 節分行事
2月の始まりは、暦の上での春の訪れを告げる「節分」です。奈良県内の多くの社寺では、この日に合わせて災厄を祓い、福を招くための行事が執り行われます。同じ節分でも、それぞれの社寺で独自の伝統や特色があり、それらを比較しながら巡るのも一興です。
- 東大寺 (2月2日) │ 世界遺産・東大寺の二月堂下にある法華堂前広場で、豆まきや鈴まきが行われ、多くの参拝者で賑わいます。
- 元興寺 (2月2日) │ ここでは「福は内、鬼は内」という珍しい掛け声で豆まきが行われます。これは、元興寺の縁起に登場する鬼が、仏の教えによって善い鬼になったという伝承に基づくものです。
- 春日大社 (2月2日) │ 境内にある約2000基の石燈籠と約1000基の釣燈籠、合計約3000基すべてに火が灯される「節分万燈籠」が開催されます。朱塗りの社殿が柔らかな光に包まれる光景は、息をのむほど幻想的です。
- 大神神社 (2月2日) │ 日本最古の神社の一つである大神神社では、「福寿豆撒式」が執り行われ、福を求める人々が集います。
- 長谷寺 (2月2日) │ 「花の御寺」として知られる長谷寺では、大黒天祭と合わせて豆撒きが行われ、景品付きの福引抽選会も催されます。
- 安倍文殊院 (2月2日) │ 知恵の文殊様で知られる安倍文殊院では、祈祷を受けた参拝者が参加できる「節分銭ぶつけ厄払い大法要」というユニークな厄払いが行われます。
2025年2月14日(金) しあわせ回廊 なら瑠璃絵
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年2月8日(土)~14日(金)。バースデー花火は最終日の2月14日(金)。 |
開催場所 | 奈良公園一帯 (春日大社、興福寺、東大寺など) |
規模 | 大規模なライトアップイベント。花火の打上数は【不明】。 |
アクセスと駐車場 | 公共交通機関の利用を推奨。近鉄奈良駅、JR奈良駅からアクセス可能。 |
「なら瑠璃絵」は、奈良の冬の新たな風物詩として定着した光の祭典です。春日大社、興福寺、東大寺という奈良を象徴する三つの世界遺産を、瑠璃色の幻想的な光の道で結びます。期間中は、各社寺で夜間特別拝観やライトアップが行われ、昼間とは全く異なる厳かで美しい姿を見せてくれます。
このイベントのフィナーレを飾るのが、最終日である2月14日のバレンタインデーに打ち上げられる「バースデー花火」です。瑠璃色の光に包まれた古都の夜景と、冬の澄んだ夜空に咲く花火の競演は、ロマンチックな雰囲気を演出し、訪れる人々に忘れられない思い出をプレゼントしてくれます。
3月-4月の祭り
2025年3月24日(月)~4月7日(月) 第64回大和郡山お城まつり
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年3月24日(月)~4月7日(月)。夜桜ぼんぼり点灯は18:00~21:00。 |
開催場所 | 史跡郡山城跡および城下町 (大和郡山市) |
規模 | 大規模な春祭り。「日本さくら名所100選」の地で開催。多くの露店が出店。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄郡山駅から徒歩約7分、JR郡山駅から徒歩約15分。期間中の土日はパーク&バスライドを実施。 |
「日本さくら名所100選」にも選ばれている郡山城跡を舞台に、春の訪れを祝う盛大な祭りです。2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の舞台としても注目を集めるこの地で、約600本の桜が咲き誇る中、2週間にわたって多彩な行事が繰り広げられます。
祭りのハイライトは、3月30日(日)に開催される「時代行列・白狐渡御」です。武士や町娘、そして白狐に扮した人々が城下町を練り歩く様子は、まるで時代絵巻のようです。また、金魚の産地として名高い大和郡山ならではの「金魚品評会」(3月29日)もユニークな見どころです。期間中は毎日、約400本のぼんぼりが灯され、幻想的な夜桜を楽しむことができます。
同じ郡山城跡で夏に開催される「やまとの夏祭り」では花火が打ち上げられますが、この春の「お城まつり」では花火はありません。春は桜と時代行列、夏は夜空を彩る花火と、郡山城跡は季節ごとに異なる表情を見せてくれます。両方の祭りを訪れることで、この地の魅力をより深く感じることができるでしょう。
2025年3月22日(土)~4月20日(日) 桜ライトアップ
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年3月22日(土)~4月20日(日) 16:30~22:30 |
開催場所 | 七曲り・大塔の宮桜展示園 (吉野町) |
規模 | 日本屈指の桜の名所「吉野山」をライトアップする大規模なイベント。 |
アクセスと駐車場 | 桜の期間中は交通規制あり。公共交通機関の利用を強く推奨。 |
「一目に千本見える豪華さ」と称される日本一の桜の名所、吉野山。その桜が夜間にライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な姿を現します。下千本から上千本へと順に開花していくため、長期間にわたって桜を楽しめるのが特徴です。ライトアップされた夜桜が闇の中に浮かび上がる光景は、まさに幽玄の世界。昼間はハイキングで山全体の景観を楽しみ、夜はライトアップされた桜の下をそぞろ歩くという、贅沢な一日を過ごすことができます。
2025年3月24日(月)~4月7日(月) 第64回大和郡山お城まつり
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年3月24日(月)~4月7日(月)。夜桜ぼんぼり点灯は18:00~21:00。 |
開催場所 | 史跡郡山城跡および城下町 (大和郡山市) |
規模 | 大規模な春祭り。「日本さくら名所100選」の地で開催。多くの露店が出店。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄郡山駅から徒歩約7分、JR郡山駅から徒歩約15分。期間中の土日はパーク&バスライドを実施。 |
「日本さくら名所100選」にも選ばれている郡山城跡を舞台に、春の訪れを祝う盛大な祭りです。2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の舞台としても注目を集めるこの地で、約600本の桜が咲き誇る中、2週間にわたって多彩な行事が繰り広げられます。
祭りのハイライトは、3月30日(日)に開催される「時代行列・白狐渡御」です。武士や町娘、そして白狐に扮した人々が城下町を練り歩く様子は、まるで時代絵巻のようです。また、金魚の産地として名高い大和郡山ならではの「金魚品評会」(3月29日)もユニークな見どころです。期間中は毎日、約400本のぼんぼりが灯され、幻想的な夜桜を楽しむことができます。
同じ郡山城跡で夏に開催される「やまとの夏祭り」では花火が打ち上げられますが、この春の「お城まつり」では花火はありません。春は桜と時代行列、夏は夜空を彩る花火と、郡山城跡は季節ごとに異なる表情を見せてくれます。両方の祭りを訪れることで、この地の魅力をより深く感じることができるでしょう。
2025年3月22日(土)~4月20日(日) 桜ライトアップ
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年3月22日(土)~4月20日(日) 16:30~22:30 |
開催場所 | 七曲り・大塔の宮桜展示園 (吉野町) |
規模 | 日本屈指の桜の名所「吉野山」をライトアップする大規模なイベント。 |
アクセスと駐車場 | 桜の期間中は交通規制あり。公共交通機関の利用を強く推奨。 |
「一目に千本見える豪華さ」と称される日本一の桜の名所、吉野山。その桜が夜間にライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な姿を現します。下千本から上千本へと順に開花していくため、長期間にわたって桜を楽しめるのが特徴です。ライトアップされた夜桜が闇の中に浮かび上がる光景は、まさに幽玄の世界。昼間はハイキングで山全体の景観を楽しみ、夜はライトアップされた桜の下をそぞろ歩くという、贅沢な一日を過ごすことができます。
4月の祭り
2025年4月1日(火) 大和神社ちゃんちゃん祭り
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年4月1日(火) 祭典 10:30~、お渡り 14:00~ |
開催場所 | 大和神社 (奈良県天理市) |
規模 | 奈良県指定無形民俗文化財。約200名が約2kmの道のりを往復する行列。 |
アクセスと駐車場 | JR長柄駅から徒歩8分。またはJR・近鉄天理駅からバス「大和神社前」下車。駐車場あり(普通車10台)。 |
大和の春の訪れを告げる、古式ゆかしい祭りです。この祭りは大和神社の例祭で、その名も賑やかな「ちゃんちゃん祭り」という通称で親しまれ、奈良県の指定無形民俗文化財にもなっています。祭りのハイライトは、午後2時から始まる「お渡り行列」。氏子の頭屋や稚児など200名を超える人々が、神輿やだんじりと共に行列をなし、「ちゃんちゃん」と鉦鼓を鳴らしながら、中山郷大塚山にある御旅所までの約2kmの道のりを往復します。歴史ある山の辺の道を進む長い行列は、まさに大和の春を象徴する風物詩です。
2025年4月5日(土)・6日(日) ベルギー祭り2025
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年4月5日(土) 15:00~18:00、6日(日) 11:00~17:00 |
開催場所 | 天理駅前広場コフフン 南団体待合所 (天理市) |
規模 | 国際的なフードフェスティバル。ベルギービールと料理が楽しめる。 |
アクセスと駐車場 | JR・近鉄天理駅前。駐車場の情報は【不明】。 |
古都の玄関口で、ヨーロッパの文化に触れることができるユニークなイベントです。天理駅前の広場を会場に、多種多様なベルギービールと、それに合う美味しい料理が提供されます。ベルギー王国大使館の後援も受けており、本格的な雰囲気を楽しむことができます。歴史的な祭りとは一味違う、国際色豊かな賑わいを体験してみてはいかがでしょうか。
5月の祭り
2025年5月25日(日) Yamanobe Spring Festival 2025
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年5月25日(日) |
開催場所 | やまのべグリーンヒルズ (桜井市) |
規模 | 介護老人保健施設が主催する地域コミュニティの祭り。 |
アクセスと駐車場 | 【不明】 |
医療法人社団岡田会が運営する介護老人保健施設「やまのべグリーンヒルズ」で開催される春祭りです。地域住民との交流を目的としたコミュニティイベントであり、奈良の祭りの多様性を示す一例です。詳細なイベント内容は不明ですが、地域に開かれたアットホームな雰囲気が期待されます。
6月-8月の祭り
2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝) 奈良・西ノ京ロータスロード
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝) |
開催場所 | 西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺 (奈良市) |
規模 | 4つの名刹を巡る広域周遊型イベント。 |
アクセスと駐車場 | 各寺院へのアクセス情報を要確認。四ヶ寺共通拝観券が便利。 |
初夏から夏にかけて見頃を迎える蓮の花をテーマにした、古刹巡りのイベントです。蓮は仏教において重要な意味を持つ花であり、西ノ京エリアに位置する西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺の四ヶ寺は、いずれも蓮の名所として知られています。これら四ヶ寺を結ぶ道を「ロータスロード」と名付け、美しい蓮と歴史を同時に楽しむことができます。 1500枚限定で販売される「四ヶ寺共通拝観券」(4,000円)には、オリジナルグッズや周辺店舗で使えるクーポンが含まれるほか、この期間だけの特別な御朱印を授与される特典もあります。
2025年6月28日(土)・29日(日) ナマケモノフェスティバル in 奈良 2025
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年6月28日(土)~29日(日) |
開催場所 | 平城宮跡歴史公園 天平みつき館 (奈良市) |
規模 | 特定の動物をテーマにしたユニークな専門的イベント。 |
アクセスと駐車場 | 平城宮跡歴史公園のアクセス情報を要確認。 |
「ナマケモノ」というユニークな動物をテーマに、科学や生物の面白さを伝えるという、非常に個性的なフェスティバルです。平城宮跡という歴史的な場所で開催される点も興味深く、古代の都の跡地で最新の科学的知見に触れるという、時空を超えた体験ができます。伝統的な祭りとは全く異なる、知的好奇心を刺激する新しい形の「祭り」と言えるでしょう。
2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝) 奈良・西ノ京ロータスロード
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝) |
開催場所 | 西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺 (奈良市) |
規模 | 4つの名刹を巡る広域周遊型イベント。 |
アクセスと駐車場 | 各寺院へのアクセス情報を要確認。四ヶ寺共通拝観券が便利。 |
初夏から夏にかけて見頃を迎える蓮の花をテーマにした、古刹巡りのイベントです。蓮は仏教において重要な意味を持つ花であり、西ノ京エリアに位置する西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺の四ヶ寺は、いずれも蓮の名所として知られています。これら四ヶ寺を結ぶ道を「ロータスロード」と名付け、美しい蓮と歴史を同時に楽しむことができます。 1500枚限定で販売される「四ヶ寺共通拝観券」(4,000円)には、オリジナルグッズや周辺店舗で使えるクーポンが含まれるほか、この期間だけの特別な御朱印を授与される特典もあります。
7月-9月の祭り
2025年7月1日(火)~9月30日(火) おふさ観音 風鈴まつり
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月1日(火)~9月30日(火) 9:00~17:00 |
開催場所 | おふさ観音 (高野山真言宗 別格本山 観音寺) (奈良県橿原市) |
規模 | 長期間開催。境内に約3,000個の風鈴が飾られる。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄大和八木駅または橿原神宮前駅からバス「小房」下車、徒歩約5分。駐車場あり。 |
「日本一夏を楽しむお寺」とも称されるおふさ観音で開催される、夏の風物詩です。その歴史は2003年からと比較的新しいものの、今や奈良の夏を代表するイベントの一つとなっています。 祭りの期間中、境内には全国各地から集められた約3,000個もの風鈴が吊り下げられ、風が吹くたびに涼やかな音色を奏でます。風鈴の起源は、魔除けや厄除けの意味を持つ「風鐸(ふうたく)」にあるとされ、この祭りも訪れる人々の厄を払い、心地よく夏を過ごしてほしいという願いが込められています。 期間中は全国の名産風鈴の展示即売会や、月に数回、風鈴をライトアップする「夜間拝観」も行われ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。また、美しい改良メダカを展示する「メダカの学校」など、親子で楽しめる企画も用意されています。
2025年7月6日(日)~8月31日(日)の毎週日曜日 なつの鹿寄せ
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月6日(日)~8月31日(日)の毎週日曜日 9:30開始 (約15分間) |
開催場所 | 春日大社境内 飛火野 (とびひの) (奈良市) |
規模 | 奈良の夏の朝を象徴する風物詩。 |
アクセスと駐車場 | 春日大社へのアクセス情報を要確認。小雨決行、荒天中止。 |
ナチュラルホルンの音色に誘われて、奈良公園の鹿たちが一斉に集まってくる光景は、奈良ならではの夏の風物詩です。ホルンの調べが飛火野の広い草原に響き渡ると、森の奥や木陰で休んでいた鹿たちが、その音を目指して駆け寄ってきます。鹿たちが集まった後には、ご褒美のどんぐりが与えられます。愛らしい鹿たちの姿と美しいホルンの音色が織りなす、穏やかで心和む朝のひとときを体験できます。
2025年7月19日(土)・20日(日) 奈良鉄道まつり2025夏
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月19日(土)・20日(日) 10:00~16:00 |
開催場所 | 平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろば みつき館 (奈良市) |
規模 | 鉄道ファンやファミリー向けの専門的イベント。鉄道会社の出展や大規模なジオラマ展示。 |
アクセスと駐車場 | 平城宮跡歴史公園のアクセス情報を要確認。入場料800円(小学生以下2名まで無料)。 |
鉄道ファンはもちろん、子どもから大人まで楽しめるイベントです。会場には、奈良交通や信楽高原鐵道といった鉄道会社が出展するほか、大規模なトイレール(鉄道模型ジオラマ)の展示や走行体験コーナーが設けられます。普段は見ることのできない貴重な鉄道グッズの販売もあり、多くの鉄道愛好家で賑わいます。
2025年7月19日(土)~8月24日(日) 台湾祭 in 奈良橿原2025
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月19日(土)~8月24日(日) 平日 11:00~20:00, 土日祝 11:00~21:00 |
開催場所 | イオンモール橿原 G駐車場特設会場 (橿原市) |
規模 | 大規模なフードフェスティバル。奈良県初開催。 |
アクセスと駐車場 | イオンモール橿原のアクセス情報を要確認。入場無料。雨天決行、荒天中止。 |
「365日の台湾夜市を日本で」をテーマに、本場台湾のグルメと文化を体験できるイベントが、奈良県に初上陸します。会場には、巨大なフライドチキン「大鶏排(ダージーパイ)」や、定番の「魯肉飯(ルーローファン)」、「小籠包」といった絶品グルメから、台湾スイーツの「豆花(トウファ)」、台湾ビールまで、現地の夜市で人気のメニューが大集合します。昼と夜で表情を変える、ネオンで彩られた会場の雰囲気も必見。奈良にいながらにして、台湾旅行気分を味わえる、夏にぴったりのイベントです。
2025年7月26日(土) 平維盛の大祭
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月26日(土) 16:30~20:30。花火は20:00から約30分間。 |
開催場所 | 平維盛歴史の里 (吉野郡野迫川村) |
規模 | 約3,000発の花火が打ち上げられる、村の一大イベント。 |
アクセスと駐車場 | 高野龍神スカイライン経由。有料駐車場あり(1,300台)。シャトルバス利用可能。 |
源平合戦に敗れた平家の公達、平維盛(たいらのこれもり)の伝説が残る野迫川村で開催される、歴史と文化の祭典です。山々に囲まれた会場には平家の赤旗がたなびき、勇壮な野迫川夜叉太鼓の音が響き渡ります。御霊祭やもちせり、コンサートなどの催しが行われ、祭りのフィナーレには約3,000発の花火が打ち上げられます。山々にこだまする花火の音と、夜空に咲く大輪の花が、維盛の悲劇の物語に思いを馳せさせます。
2025年7月31日(木) 大神神社おんぱら祭
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月31日(木) |
開催場所 | 芝運動公園周辺 (桜井市) |
規模 | 約2,000発の奉納花火が打ち上げられる。 |
アクセスと駐車場 | 三輪駅から徒歩10分ほど。車非推奨 |
三輪山を御神体とする大神神社の夏祭り「おんぱら祭」のフィナーレを飾る奉納花火大会です。病気や災難をしずめる「お祓い」を語源とするこの祭りは、地域の安寧を祈るものです。夜空に打ち上げられる約2,000発の花火は、大神神社の巨大な鳥居とのコントラストが美しく、神聖な雰囲気の中で夏の夜を彩ります。
2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝) 奈良・西ノ京ロータスロード
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝) |
開催場所 | 西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺 (奈良市) |
規模 | 4つの名刹を巡る広域周遊型イベント。 |
アクセスと駐車場 | 各寺院へのアクセス情報を要確認。四ヶ寺共通拝観券が便利。 |
初夏から夏にかけて見頃を迎える蓮の花をテーマにした、古刹巡りのイベントです。蓮は仏教において重要な意味を持つ花であり、西ノ京エリアに位置する西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺の四ヶ寺は、いずれも蓮の名所として知られています。これら四ヶ寺を結ぶ道を「ロータスロード」と名付け、美しい蓮と歴史を同時に楽しむことができます。 1500枚限定で販売される「四ヶ寺共通拝観券」(4,000円)には、オリジナルグッズや周辺店舗で使えるクーポンが含まれるほか、この期間だけの特別な御朱印を授与される特典もあります。
7月-9月の祭り
2025年7月1日(火)~9月30日(火) おふさ観音 風鈴まつり
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月1日(火)~9月30日(火) 9:00~17:00 |
開催場所 | おふさ観音 (高野山真言宗 別格本山 観音寺) (奈良県橿原市) |
規模 | 長期間開催。境内に約3,000個の風鈴が飾られる。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄大和八木駅または橿原神宮前駅からバス「小房」下車、徒歩約5分。駐車場あり。 |
「日本一夏を楽しむお寺」とも称されるおふさ観音で開催される、夏の風物詩です。その歴史は2003年からと比較的新しいものの、今や奈良の夏を代表するイベントの一つとなっています。 祭りの期間中、境内には全国各地から集められた約3,000個もの風鈴が吊り下げられ、風が吹くたびに涼やかな音色を奏でます。風鈴の起源は、魔除けや厄除けの意味を持つ「風鐸(ふうたく)」にあるとされ、この祭りも訪れる人々の厄を払い、心地よく夏を過ごしてほしいという願いが込められています。 期間中は全国の名産風鈴の展示即売会や、月に数回、風鈴をライトアップする「夜間拝観」も行われ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。また、美しい改良メダカを展示する「メダカの学校」など、親子で楽しめる企画も用意されています。
2025年7月6日(日)~8月31日(日)の毎週日曜日 なつの鹿寄せ
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月6日(日)~8月31日(日)の毎週日曜日 9:30開始 (約15分間) |
開催場所 | 春日大社境内 飛火野 (とびひの) (奈良市) |
規模 | 奈良の夏の朝を象徴する風物詩。 |
アクセスと駐車場 | 春日大社へのアクセス情報を要確認。小雨決行、荒天中止。 |
ナチュラルホルンの音色に誘われて、奈良公園の鹿たちが一斉に集まってくる光景は、奈良ならではの夏の風物詩です。ホルンの調べが飛火野の広い草原に響き渡ると、森の奥や木陰で休んでいた鹿たちが、その音を目指して駆け寄ってきます。鹿たちが集まった後には、ご褒美のどんぐりが与えられます。愛らしい鹿たちの姿と美しいホルンの音色が織りなす、穏やかで心和む朝のひとときを体験できます。
2025年7月19日(土)~8月24日(日) 台湾祭 in 奈良橿原2025
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月19日(土)~8月24日(日) 平日 11:00~20:00, 土日祝 11:00~21:00 |
開催場所 | イオンモール橿原 G駐車場特設会場 (橿原市) |
規模 | 大規模なフードフェスティバル。奈良県初開催。 |
アクセスと駐車場 | イオンモール橿原のアクセス情報を要確認。入場無料。雨天決行、荒天中止。 |
「365日の台湾夜市を日本で」をテーマに、本場台湾のグルメと文化を体験できるイベントが、奈良県に初上陸します。会場には、巨大なフライドチキン「大鶏排(ダージーパイ)」や、定番の「魯肉飯(ルーローファン)」、「小籠包」といった絶品グルメから、台湾スイーツの「豆花(トウファ)」、台湾ビールまで、現地の夜市で人気のメニューが大集合します。昼と夜で表情を変える、ネオンで彩られた会場の雰囲気も必見。奈良にいながらにして、台湾旅行気分を味わえる、夏にぴったりのイベントです。
2025年8月2日(土) やまとの夏祭り
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年8月2日(土) 16:00~21:00。花火は20:00~20:30。 |
開催場所 | 郡山城周辺 (大和郡山市) |
規模 | 約1,000発の花火が打ち上げられる。ステージイベントや模擬店も多数。 |
アクセスと駐車場 | 郡山城周辺で鑑賞可能。公共交通機関の利用を推奨。 |
春の「お城まつり」とは趣を変え、夏の郡山城跡を舞台に開催される市民の祭りです。商工会青年部が主催し、ステージイベントや模擬店、ちびっこ広場など、家族で楽しめる企画が盛りだくさん。祭りのクライマックスには、お城のシルエットを背景に約1,000発の花火が打ち上げられ、夏の夜の風情を盛り上げます。
2025年8月2日(土) いこまどんどこまつり
neoNARA | 奈良観光サイト
【2025 生駒どんどこ祭り完全ガイド】花火の時間・穴場スポット・屋台・駐車場情報まとめ | neoNARA | 奈良…
いこまどんどこ祭り 2025 生駒が一つになる、夏の一大イベント 毎年8月の第1土曜日、生駒市は「いこまどんどこ祭り」の熱気に包まれます。市民が主役の手作りのお祭りは、…
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年8月2日(土)。花火は20:00~20:15。 |
開催場所 | 【不明】(生駒市) |
規模 | 市民参加型の祭り。フィナーレに花火あり。 |
アクセスと駐車場 | 【不明】 |
生駒市民が一体となって盛り上げる夏祭りです。第24回を数える歴史あるイベントで、祭りの最後には約15分間の花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩ります。詳細な会場やイベント内容は不明ですが、地域に愛される祭りであることがうかがえます。
2025年8月3日(日) 大峯山洞川温泉行者まつり
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年8月3日(日) 10:00~。花火は21:00から約20~30分間。 |
開催場所 | 洞川温泉一帯 (吉野郡天川村) |
規模 | 約200発の花火が打ち上げられる温泉街の祭り。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄下市口駅からバス「洞川温泉」下車。洞川温泉ビジターセンターに有料駐車場あり。 |
修験道の聖地として知られる大峯山の麓、洞川温泉で開催されるユニークな祭りです。この祭りは、大峯山の開祖である役行者が、島流しの刑から無罪となって帰還した際に、村人たちが熱狂的に出迎えた様子を再現したものです。ハイライトは、その様子を表現した「鬼踊り」。夜には温泉街の夜空に約200発の花火が打ち上げられ、幻想的な雰囲気に包まれます。
宇陀市はいばら花火大会
項目 | 詳細 |
開催日時 | 8月3日 |
開催場所 | 宇陀川河畔 (宇陀市) |
規模 | 約2,300発の花火が打ち上げられる。音楽とのシンクロが人気。 |
アクセスと駐車場 | ー |
例年8月上旬に開催されている花火大会です。音楽とシンクロさせて打ち上げる演出が人気で、約2,300発の花火が宇陀の夜空を彩ります。2025年の開催については現時点で不明ですが、夏の風物詩として多くの人々に親しまれています。開催が決定される際は、公式サイト等で情報が公開される見込みです。
2025年8月5日(火)~8月14日(木) なら燈花会
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年8月5日(火)~8月14日(木) 点灯時間 19:00~21:30 |
開催場所 | 奈良公園一帯 (浮雲園地、浮見堂、猿沢池、興福寺、春日大社など) |
規模 | 奈良の夏を代表する大規模イベント。約2万本のろうそくが灯される。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約20分。専用駐車場はなく、公共交通機関の利用を強く推奨。 |
夏の古都を、ろうそくの柔らかな光で包み込む「なら燈花会」。1999年に始まり、今や奈良の夏に欠かせない一大イベントとなっています。期間中、奈良公園の広大な敷地内に約2万本ものろうそくが灯され、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。「燈花」とは、ろうそくの芯の先にできる花の形をした塊のことで、これができると縁起が良いとされています。一つひとつの灯りには、訪れる人々の幸せを願う心が込められています。
浮雲園地に広がるろうそくの天の川、水面に光が揺れる浮見堂や猿沢池、厳かな雰囲気に包まれる興福寺や春日大社参道など、エリアごとに異なる表情を見せるのも魅力です。ボランティアサポーターの力によって支えられる手作りの絶景は、”こころの祭り”として多くの人々に愛されています。
2025年8月15日(金) 第51回 吉野川祭り納涼花火大会
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年8月15日(金)。露店等は14:00~、花火は資料により19:30~20:30 または 20:00~21:00 の記載あり。 |
開催場所 | 吉野川大川橋上流側河川敷 (五條市) |
規模 | 県下最大級。来場者数約7万5,000人。打上数は資料により約4,000~6,000発と幅がある。 |
アクセスと駐車場 | JR五条駅から徒歩約10~15分。当日は交通規制あり、車での来場は非推奨。駐車場はあるが17:00頃には満車になる可能性。 |
奈良県下で最大級の規模を誇る、夏の夜空の一大スペクタクルです。この花火大会は、日本の花火文化の礎を築いたとされる花火師「鍵屋弥兵衛」のふるさと、五條市で開催されることに深い意義があります。2024年に6年ぶりの復活を遂げ、多くの花火ファンが心待ちにしているイベントです。
打ち上げ数は、年や資料によって約4,000発から6,000発と幅がありますが、いずれにしても県内屈指のボリュームであることは間違いありません。この大会の魅力は、単に数が多いだけではありません。音楽とレーザー光線を駆使したシンクロ演出が取り入れられており、工夫を凝らした芸術性の高い花火が楽しめます。特に、吉野川の広い川面を舞台に、水面に映る光と共に打ち上げられるラストのスターマイン連発は圧巻の一言です。 当日は約7万5,000人もの人出で大変な混雑が予想されるため、有料観覧席の利用や、早めの時間帯に到着するなど、事前の計画が快適な鑑賞の鍵となります。
2025年8月15日(金) 下北山村夏祭り
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年8月15日(金) 夕方~。花火は20:00から約30~50分間。 |
開催場所 | 下北山スポーツ公園 (吉野郡下北山村) |
規模 | 自然豊かな公園で開催されるアットホームな夏祭り。フィナーレに花火あり。 |
アクセスと駐車場 | 国道168号線経由。無料駐車場あり(250台)。 |
豊かな自然に囲まれた下北山スポーツ公園で開催される、地域密着型の夏祭りです。アットホームな雰囲気の中、祭りのフィナーレには夜空を彩る花火が打ち上げられます。都会の喧騒を離れ、満点の星空の下で楽しむ花火は格別な趣があります。
2025年7月1日(火)~9月30日(火) おふさ観音 風鈴まつり
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月1日(火)~9月30日(火) 9:00~17:00 |
開催場所 | おふさ観音 (高野山真言宗 別格本山 観音寺) (奈良県橿原市) |
規模 | 長期間開催。境内に約3,000個の風鈴が飾られる。 |
アクセスと駐車場 | 近鉄大和八木駅または橿原神宮前駅からバス「小房」下車、徒歩約5分。駐車場あり。 |
「日本一夏を楽しむお寺」とも称されるおふさ観音で開催される、夏の風物詩です。その歴史は2003年からと比較的新しいものの、今や奈良の夏を代表するイベントの一つとなっています。 祭りの期間中、境内には全国各地から集められた約3,000個もの風鈴が吊り下げられ、風が吹くたびに涼やかな音色を奏でます。風鈴の起源は、魔除けや厄除けの意味を持つ「風鐸(ふうたく)」にあるとされ、この祭りも訪れる人々の厄を払い、心地よく夏を過ごしてほしいという願いが込められています。 期間中は全国の名産風鈴の展示即売会や、月に数回、風鈴をライトアップする「夜間拝観」も行われ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。また、美しい改良メダカを展示する「メダカの学校」など、親子で楽しめる企画も用意されています。
2025年9月13日(土) へぐり花火大会
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年9月13日(土) |
開催場所 | 【不明】(生駒郡平群町) |
規模 | 地域一丸となって盛り上げる秋の祭り。花火あり。 |
アクセスと駐車場 | 【不明】 |
秋の夜空を彩る、地域住民による活気あふれる祭りです。夏の終わりと実りの秋の訪れを感じさせるこのイベントは、地域コミュニティの強い絆を象徴しています。詳細な情報は不明ですが、地域の人々の手で作り上げられる温かい雰囲気が魅力でしょう。
2025年9月13日(土) Mフェス 三宅の花火
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年9月13日(土) 11:00~。花火は20:00から。 |
開催場所 | 三宅町交流まちづくりセンター「MiiMo」 (磯城郡三宅町) |
規模 | 町の交流施設で開催される新しい形の祭り。キッチンカーやステージパフォーマンスなど。 |
アクセスと駐車場 | 【不明】 |
三宅町の新しい交流拠点「MiiMo」と三宅町商工会青年部がコラボレーションして開催する、新しい形の祭りです。キッチンカーや多彩な出店、ステージパフォーマンス、抽選会など、一日中楽しめるイベントが盛りだくさん。夜には祭りの締めくくりとして花火が打ち上げられ、地域の新たな賑わいを創出します。
2025年10月11日(土)・12日(日) Yoshino Wood Fes 2025
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年10月11日(土)~12日(日) |
開催場所 | 吉野貯木場 (吉野郡吉野町) |
規模 | 吉野の木材産業をテーマにした地域産業イベント。 |
アクセスと駐車場 | 【不明】 |
日本の林業・木材産業において重要な位置を占める「造林発祥の地」吉野で開催される、木をテーマにしたフェスティバルです。「木をもっと自由に、もっと楽しむ」をコンセプトに、吉野材の魅力に触れることができる様々な企画が用意されています。伝統産業と現代的な感性が融合した、学びと楽しみに満ちたイベントです。
2025年12月15日(月)~18日(木) 第890回春日若宮おん祭り
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年12月15日(月)~18日(木)。中心神事「お渡り式」は17日正午から、「お旅所祭」は17日14:30頃から。 |
開催場所 | 春日大社、奈良公園一帯(お旅所など) (奈良市) |
規模 | 国の重要無形民俗文化財。900年近く続く日本を代表する祭礼の一つ。お渡り式には約1000人が参加。 |
アクセスと駐車場 | 公共交通機関を強く推奨。JR・近鉄奈良駅からバス。当日は大規模な交通規制が予想される。 |
春日若宮おん祭りは、単なる祭りではありません。それは、平安時代後期の1136年から今日まで、大飢饉や戦乱の時代でさえ一度も途絶えることなく続けられてきた「生きた博物館」であり、日本の祭礼の中でも最高位に位置づけられる神事です。国の重要無形民俗文化財に指定されており、五穀豊穣と万民の安寧を祈るために、春日大社の摂社である若宮神社の神様を、年に一度お旅所へお迎えしてもてなす儀式です。
祭りのクライマックスは12月17日です。正午から始まる「お渡り式」では、平安時代から江戸時代に至るまでの各時代の風俗を忠実に再現した、総勢1000人にも及ぶ壮麗な時代行列が、奈良市中を厳かに練り歩きます。馬上の稚児や武士、奉納される芸能の一座などが連なる様子は、圧巻の一言に尽きます。 行列がお旅所に到着すると、午後2時半頃から深夜まで「お旅所祭」が斎行されます。ここでは、神前に古来より伝わる神楽や舞楽といった数々の神事芸能が、篝火の揺らめく中で厳粛に奉納されます。その光景は、見る者を時空を超えた神聖な世界へと誘います。
この祭りを鑑賞するには、事前の情報収集と準備が不可欠です。お渡り式のルートや観覧に適した場所、当日の交通規制などを公式サイトで必ず確認してください。また、祭りの時期に合わせて奈良国立博物館で関連の特別展が開催されることもあり、併せて訪れることで、この歴史的な祭りの意義と深さをより一層理解することができるでしょう。
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