観光で有名な奈良。奈良公園や東大寺、春日大社など奈良県では近鉄奈良駅周辺に有名な観光地が密集しています。
逆にいうとそれ以外はあまり知られていないということになりますね。ということで今回は奈良県のマイナーな観光スポットについてご紹介していきます。
奈良県のマイナーな観光スポット① 頭塔
ピラミッド!?だけど瓦屋根が使われているというとても独特な建築物。こちらが頭塔です。
方形の封土を3段に築き、その4面に石仏を配列したもので、現在浮き彫りの石仏が13個あり、奈良時代の数少ない石仏群として有名です。
奈良時代に藤原広嗣のたたりで死んだ僧玄昉の頭を埋めたという伝説から、頭塔と呼ばれていますが、正しくは東大寺の僧実忠が国家安泰を祈って築いた土塔の跡といわれています。
所在地
バ ス JR・近鉄奈良駅より市内循環バス「破石町」下車すぐ
徒 歩
奈良県のマイナーな観光スポット② 旧奈良監獄
旧奈良監獄は、日本の歴史的な建造物の一つであり、奈良県奈良市に位置しています。明治時代に建てられたこの監獄は、日本で最も古い近代的な石造りの監獄の一つとして知られています。
1898年に竣工された旧奈良監獄は、石やレンガを使用した建築様式が特徴で、当時の建築技術や設計の先進性を示しています。また、この建物は日本の監獄制度の発展や変遷を物語る貴重な歴史的資料でもあります。
旧奈良監獄は現在、星野リゾートとして改装中だということ。日本初のラグジュアリーな監獄ホテルとして2026年春に開業予定だそうです。
所在地
バ ス 今在家 約443m 徒歩で約6分
東之阪町 約460m 徒歩で約6分
般若寺 約625m 徒歩で約8分
徒 歩 近鉄奈良 約1.8km 徒歩で約23分
奈良県のマイナーな観光スポット③ 平城宮跡歴史公園
平城宮跡歴史公園は、奈良時代の政治・文化の中心地であった平城宮跡を保存・活用することを目的として整備された国営公園です。平城宮跡は、1998年に「古都奈良の文化財」の構成資産の1つとして世界遺産に登録されました。
平城宮跡歴史公園は、平成30年3月24日に開園した最近出現したマイナーな観光スポットです。
平城宮跡歴史公園では、朱雀門、第一次大極殿、大極門などの復原建造物が整備されています。また、平城宮いざない館を中心に、奈良時代の歴史・文化を学ぶことができる講演会や体験イベント、学校団体向けのプログラムなども開催されています。
また平城宮跡歴史公園では、天平祭をはじめとして一年を通して様々なイベントを行っています。
所在地
近鉄大和西大寺駅南口から
- 徒歩で玉手門経由約20分。 歩道が狭くなっているところがあります。車に注意してご通行ください。
- ぐるっとバスで近鉄大和西大寺駅南口から「朱雀門ひろば」停留所まで約10分。
近鉄奈良駅・JR奈良駅西口から
- 路線バス学園前駅行きにて「朱雀門ひろば前」下車すぐ
- ぐるっとバスで近鉄奈良駅から「朱雀門ひろば前」停留所まで約13分。
奈良県のマイナーな観光スポット④ 吉城園
吉城園は、奈良公園のそばにある日本庭園です。自然の起伏や曲線を巧みに利用した作庭が特徴で、春は新緑、秋は紅葉が美しく彩ります。
吉城園は、明治時代に興福寺の塔頭寺院があった場所に造られました。奈良県庁近くにあり、ゆっくり散歩を楽しめる庭園です。
吉城園の園内は、池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、季節によって変わる美しい風景が見どころ。
所在地
バ ス JR・近鉄奈良駅からバスで(市内循環バス)
県庁東 下車から徒歩で3分
徒 歩 近鉄奈良駅から徒歩で15分
奈良県のマイナーな観光スポット⑤ 洞川温泉
洞川温泉は、奈良県吉野町に位置する温泉地です。温泉街は吉野川沿いに広がっており、美しい自然景観に囲まれています。ここは、日本三名泉の一つにも数えられる名湯で知られています。
関西に住んでいると近鉄の広告で洞川温泉があったりしますが、それ以外の地域に住んでいる人にとっては結構マイナーであまり知られていないスポットなのではないでしょうか。
洞川温泉は、良質の温泉が湧き出ており、泉質はナトリウム・塩化物泉です。肌に優しい温泉であり、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効能があるとされています。また、温泉地周辺には宿泊施設や日帰り温泉施設があり、観光客がリラックスできるスポットとしても人気があります。
洞川温泉では、四季折々の景色を楽しみながら温泉に浸かることができ、特に紅葉の季節は美しい景色が広がります。周辺には吉野山などの観光地もあり、自然に囲まれたリラックスできる温泉地として知られています。
所在地
電 車 大阪阿部野橋から近鉄特急で下市口まで:1時間
京都から近鉄特急で下市口まで:1時間20分
下市口から奈良交通バス(洞川温泉いき)で約70分(終点:洞川温泉まで)
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