【奈良の花火大会2025】今日や直近開催のお祭りを全域紹介!

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古都・奈良の夜空を彩る花火。ただ美しいだけじゃなく、歴史的建造物と一緒に見られるのが、ここの魅力ですよね。

そこでこの記事では、2025年に奈良県内で予定されている主要な花火大会をぎゅっと凝縮。

今日開催される花火大会

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直近で開催される花火大会

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目次

一目でわかる!2025年奈良の主要花火大会カレンダー

まずは、2025年に開催が予定されている奈良県の主要な花火大会をカレンダー形式でご紹介します。気になるイベントを見つけたら、詳細な解説セクションもぜひご覧ください。

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開催月花火大会名2025年開催日開催場所打上数(目安)特徴
1月若草山焼き 奈良礼賛大花火1月25日(土)奈良市・若草山【不明】(尺玉あり)冬の夜空を彩る壮大な山焼きと花火の競演。
2月しあわせ回廊 なら瑠璃絵2月14日(金)奈良市・奈良公園【不明】イルミネーション最終日を飾るバースデー花火。
7月平維盛の大祭7月26日(土)吉野郡野迫川村約3,000発山々に響き渡る歴史と文化の祭典。
7月航空自衛隊奈良基地 平城山納涼会【不明】(2024年は7月27日)奈良市・航空自衛隊奈良基地約400発普段は入れない基地が開放される特別な一日。
7月大神神社おんぱら祭7月31日(木)芝運動公園周辺約2000発巨大な鳥居との融合花火
8月やまとの夏祭り8月2日(土)大和郡山市・郡山城周辺約1,000発お城の麓で楽しむ夏の風物詩。
8月大峯山洞川温泉行者まつり8月3日(日)吉野郡天川村約200発温泉街の夜空を彩る幻想的な花火。
8月吉野川祭り納涼花火大会8月15日(金)五條市・吉野川河川敷約4,000~6,000発県下最大級!音楽とレーザーが融合した圧巻のショー。
8月下北山村夏祭り8月15日(金)吉野郡下北山村【不明】自然豊かな公園で開催されるアットホームな祭り。
9月へぐり花火大会9月13日(土)生駒郡平群町【不明】地域一丸となって盛り上げる、活気あふれる秋の夜空の祭典。
8月宇陀市はいばら花火大会【不明】(例年8月上旬)宇陀市・宇陀川河畔約2,300発音楽とのシンクロが人気の花火大会。

注意:上記の情報は2025年6月時点のものです。天候やその他の事情により、日程や内容が変更・中止となる場合があります。お出かけの際は、必ず各イベントの公式サイトで最新情報をご確認ください。

【夏】奈良が誇る三大花火大会

夏の奈良を訪れるなら見逃せない、規模も人気もトップクラスの三大花火大会を詳しくご紹介します。それぞれの魅力と、楽しむためのポイントを徹底解説します。

第51回 吉野川祭り納涼花火大会 (五條市) – 県下最大級の光と音の饗宴

奈良県の花火大会の中でも人気・規模ともにNo.1にランクされるのが、五條市の「吉野川祭り納涼花火大会」です。数年の休止期間を経て復活したこの祭りは、地域にとって待望のイベントであり、その熱気は年々高まっています。

この花火大会の最大の特徴は、単なる打ち上げ花火に留まらない、音楽とレーザー光線を駆使した壮大なエンターテインメントショーである点です。アップテンポな曲から壮大なバラードまで、多彩な音楽とシンクロして打ち上げられる花火は、観る者を圧倒します。打ち上げ数は公式サイトによって約4,000発から6,000発と幅がありますが、いずれにせよ県内最大級の規模を誇り、見応えは十分です。

祭りは昼過ぎから始まり、約120もの露店が立ち並び、多くの人々で賑わいます。花火だけでなく、夏祭りそのものの雰囲気も存分に楽しめるのが魅力です。

イベント基本情報

開催日時 2025年8月15日(金) 花火は20:00~21:00予定 (祭りは14:00~21:00)
開催場所奈良県五條市 吉野川大川橋上流側河川敷
打ち上げ数約4,000~6,000発
アクセスと駐車場JR和歌山線「五条駅」から南へ徒歩約10分
会場周辺に公式駐車場
  • 有料席: あり。詳細は公式サイトをご確認ください。
  • 駐車場と穴場スポット
    • 駐車場: が設けられますが、例年7万5千人もの人出で大変な混雑が予想されます。JR五条駅周辺には予約可能な民間駐車場やコインパーキングも点在するため、事前に予約しておくのが賢明です。
    • 穴場スポット: 会場の対岸や、少し離れた場所にあるイオン五條店の駐車場から鑑賞する人もいますが、交通規制やマナーには十分注意が必要です。確実によい場所で鑑賞したい場合は、有料観覧席の購入が最もおすすめです。

令和7年 第17回 平維盛の大祭 (野迫川村) – 山々に響き渡る歴史絵巻

「平維盛の大祭」は、単なる花火大会ではなく、平家終焉の伝説が残る野迫川村の歴史と文化を体感できる一大イベントです。平家の赤旗がはためく会場では、勇壮な「野迫川夜叉太鼓」の演奏やコンサートが催され、祭りの雰囲気を盛り上げます。

この祭りのクライマックスを飾るのが、約30分間にわたって打ち上げられる約3,000発の花火です。山々に囲まれた特異なロケーションのため、花火の音が反響し、平野部で観るのとは全く異なる大迫力の音響体験ができます。最大5号玉も打ち上げられ、山中の夜空に咲く大輪の花は幻想的そのものです。

このイベントは、花火だけでなく、その背景にある物語や会場の雰囲気を丸ごと楽しむ「デスティネーション体験」と言えるでしょう。

イベント基本情報

開催日時2025年7月26日(土) 花火は20:00~20:30 (大祭は16:30~)
開催場所奈良県吉野郡野迫川村 平維盛歴史の里
打ち上げ数約3,000発
アクセスと駐車場駐車場有(1000円)

指定の駐車場(アドベンチャーランド)に車を停め、そこから随時運行される無料シャトルバスを利用する必要があります。駐車場利用には、花火協力金として1台1,000円が必要です。このアクセスの特殊性を理解し、時間に余裕を持って行動しましょう。

航空自衛隊奈良基地 平城山納涼会 (奈良市) – 基地開放の特別体験

奈良県唯一の自衛隊基地である航空自衛隊奈良基地が、年に一度一般開放される貴重なイベントが「平城山(ならやま)納涼会」です。このイベントの魅力は、打ち上げ数(約400発)以上に、普段は立ち入ることのできない特別な場所で夏祭りを楽しめるという非日常感にあります。

会場では、基地隊員による太鼓演奏や盆踊り、地元学生による吹奏楽やダンスなど、多彩な催しが行われ、アットホームな雰囲気で賑わいます。納涼会のフィナーレとして打ち上げられる花火は、夏の夜の特別な思い出となるでしょう。

イベント基本情報

開催日時2025年の日程は【不明】です。 (参考:2024年は7月27日(土) 16:00~20:30、花火は19:45~20:00)
開催場所奈良県奈良市 航空自衛隊奈良基地
打ち上げ数約400発
アクセスと駐車場JR奈良駅または近鉄大和西大寺駅からバスで「航空自衛隊」下車すぐ。一般駐車場はないため、公共交通機関の利用が必須です。

【冬】澄んだ空気に咲く、奈良の冬花火

奈良の花火は夏だけではありません。古都の伝統行事と結びついた冬の花火は、凛とした空気の中で一層美しく輝き、忘れられない光景を創り出します。

若草山焼き 奈良礼賛大花火 (若草山) – 炎と光の古都の祭典

古都奈良に早春を告げる壮大な伝統行事「若草山焼き」。その幕開けを飾るのが「奈良礼賛大花火」です。この花火は、単なる前座ではありません。春日大社の御神火が山麓へ運ばれる神聖な行列の後、冬の夜空を舞台に約15分間にわたって繰り広げられる、芸術性の高い一大スペクタクルです。

特筆すべきは、奈良県内では珍しい「尺玉(10号玉)」が打ち上げられる点です。全国から集められた選りすぐりの花火が、山焼きを待つ観客の期待を最大限に高めます。花火の光と音が静まると、法螺貝の合図とともに山に一斉点火。夜空を焦がす炎と、その直前に夜空を彩った花火のコントラストは、まさに圧巻の一言。この一連の流れ全体が、一つの完成された体験となっています。

イベント基本情報

開催日時 2025年1月25日(土) 大花火は18:15~、山焼き点火は18:30~
開催場所 奈良県奈良市 若草山一帯
打ち上げ数【不明】(尺玉を含む高品質な花火が多数)
アクセスと駐車場当日は大規模な交通規制が実施されるため、公共交通機関の利用が強く推奨されます。

しあわせ回廊 なら瑠璃絵 バースデー花火 (奈良公園) – 瑠璃色の夜空を祝う

冬の奈良を瑠璃色の光で包むイルミネーションイベント「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」。その最終日を飾るのが、奈良公園の誕生日(1880年2月14日制定)を祝う「バースデー花火」です。

この花火は、イベントのテーマとの見事な融合が魅力です。イルミネーションの「瑠璃色」に合わせて青を基調とした花火が多く打ち上げられたり、奈良のシンボルである鹿をかたどったデザイン花火が登場したりと、趣向が凝らされています。

バレンタインデーの夜に、美しいイルミネーションと特別な花火が楽しめるロマンチックなイベントとして、年々人気が高まっています。

イベント基本情報

開催日時2025年2月14日(金) バースデーイベントは19:00~、花火は19:30~(約10分間)
開催場所奈良県奈良市 奈良公園(メインビュースポットは春日野園地)
打ち上げ数【不明】
アクセスと駐車場近鉄奈良駅から徒歩圏内。当日は大変な混雑が予想されるため、時間に余裕を持っての来場がおすすめです。

地域で楽しむ!奈良の夏祭り&秋祭り花火

県内各地では、地域に根差した魅力的な祭りとともに花火が楽しめます。大規模な大会とは一味違う、アットホームな雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

やまとの夏祭り (大和郡山市)

金魚のまち、大和郡山市の夏の風物詩。郡山城跡周辺で開催され、約1,000発の花火がお城のシルエットを背景に打ち上げられます。春に開催される桜の名所「お城まつり」では花火は打ち上げられないため、夏ならではの楽しみです。

開催日時2025年8月2日(土) 花火は20:00~20:30
開催場所奈良県大和郡山市 郡山城周辺

へぐり花火大会 (平群町)

令和6年度のもの

比較的新しいながらも、地域の熱意によって急速に人気を集めている秋の花火大会です。約90もの屋台やキッチンカーが並び、豪華ゲストによるステージイベントも開催され、会場は熱気に包まれます。

この祭りに参加する上で最も重要なのは交通手段です。祭りの人気が地元の交通インフラの許容量を超えつつあり、会場および周辺に駐車場はありません。主催者は「渋滞が発生すると来年の開催ができなくなる可能性がある」と強く呼びかけています。この素晴らしい祭りを未来に繋げるためにも、近鉄平群駅から運行される無料シャトルバスを必ず利用しましょう

開催日時 2025年9月13日(土) 花火は20:00~
開催場所奈良県生駒郡平群町 平群町総合スポーツセンターグラウンド

宇陀市はいばら花火大会 (宇陀市)

音楽と花火のシンクロに力を入れている、宇陀市の人気イベントです。宇陀川の河畔から打ち上げられる約2,300発の花火が、夏の夜をドラマチックに演出します。

開催日時2025年の日程は【不明】です。 (例年8月上旬)
開催場所奈良県宇陀市 宇陀川河畔

その他の地域密着型花火

上記以外にも、県内各地で小規模ながらも魅力的な花火が打ち上げられます。

  • 大峯山洞川温泉行者まつり (天川村): 8月3日(日)。温泉街の夜空を彩ります。
  • 下北山村夏祭り (下北山村): 8月15日(金)。スポーツ公園での夏祭りのフィナーレを飾ります。
  • Mフェス 三宅の花火 (三宅町): 9月13日(土)。町の交流施設で開催される新しい形の祭りです。

これらのイベントは情報が限られている場合も多いため、お出かけ前には各市町村の観光協会などへのお問い合わせをおすすめします。

【徹底調査】奈良で手持ち花火はできる?場所・ルール・マナーの完全ガイド

「奈良の公園や河川敷で手持ち花火を楽しみたい」という声は多いですが、そのルールは非常に複雑です。古都の貴重な文化財や自然、そして住民の安全な生活を守るため、多くの自治体で厳しい規制が設けられています。

結論から言うと、**「原則として、管理された公園や文化財周辺では禁止。それ以外の場所でも、自治体ごとの条例を必ず確認する必要がある」**というのが現状です。安易な判断は火災やトラブルの原因となります。以下に主要な市町村のルールをまとめました。

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市町村公園での可否河川敷などでの注意点根拠・注意事項
奈良市原則禁止平城宮跡内は火気厳禁で絶対禁止。その他の場所も火災予防条例の遵守が必要。奈良市火災予防条例では、多数の人が集まる催しでの火気使用に消火器設置を義務付けています。個人利用でも安全への配慮は必須です。
大和高田市全面禁止市条例により、市内すべての公園で火気使用(花火含む)が禁止されています。大和高田市公園条例の改正により、2017年から禁止となりました。
生駒市条件付きで可打ち上げ・ロケット花火は禁止。手持ち花火は、周囲に危険や迷惑が及ばない範囲で可能と解釈できます。他の利用者や近隣住民への配慮が絶対条件です。
王寺町要許可公園で花火など火気を使用する場合は、町長の許可が必要です。事前に役場への申請が必須となります。
田原本町条件付きで可都市公園では火気使用が禁止。それ以外の場所では、周囲に注意すれば可能とされています。河川敷での打ち上げ花火等は国(大和川河川事務所)のルールで禁止されています。

手持ち花火を楽しむための共通マナー

  1. 必ず水バケツを用意する: 遊び終わった花火は、必ず水に浸けて完全に消火してください。
  2. ゴミはすべて持ち帰る: 花火の燃えカスや袋など、ゴミは一つ残らず持ち帰りましょう。
  3. 時間帯と場所に配慮する: 深夜の実施は騒音で迷惑になります。住宅地や可燃物の近くは避けましょう。
  4. 風の強い日は避ける: 火の粉が思わぬ場所に飛んで火災の原因になります。
  5. ルールが不明な場合はやらない: 「たぶん大丈夫だろう」という判断が最も危険です。迷ったらやめておくのが賢明です。

奈良の花火を心ゆくまで楽しむために

夏の夜を彩る大規模なショーから、歴史と深く結びついた厳かな光の祭典、そして地元の人たちに愛されるアットホームな夏祭りまで。奈良の花火が持つ多彩な表情、面白いですよね。

それぞれのイベントが持つ独自のストーリーを知れば、ただの花火がもっと特別な体験に変わるはずです。もちろん、ルールやマナーを守ってスマートに楽しむことが、この素晴らしい文化を未来へつないでいくことにも繋がります。

この記事が、2025年のあなたの奈良での一夜を、より深く、思い出深いものにするための手助けになれば幸いです。

ただ、出かける前には公式サイトで最新情報をチェックすること。これを忘れずに。万全の準備で、古都の夜空に咲く大輪の花を心ゆくまで楽しんでください。

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